シーラントとは、奥歯の溝を薄いプラスチックで塞ぐ虫歯予防法です。
奥歯の溝は複雑な形をしているので、歯ブラシの毛先が奥の部分まで入らずそのために毎日歯磨きをしていても虫歯になってしまうことがありますが、シーラントで奥歯の溝を塞ぐことにより、奥歯の溝の虫歯を防ぐことが可能です。
シーラントは特に、生えたての奥歯の虫歯予防に有効です。(6~7歳頃、11~13歳頃)歯の表面を綺麗に磨き、奥歯の溝を塞ぐだけなので、10~15分程で終わります。
何か気になる点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
歯周病というと、成人がなるものと思われている事が多く実際は、子供でも歯周病になる事もあり、子供の場合は歯周病の中でも不潔性歯肉炎と呼ばれるものです。
どのような状態で起こるのかと言えば、まだ上手く歯磨きができない小さなお子さんに多い歯肉炎の一種でで正式な病名ではありません。
歯茎が炎症を起こしてしまうと出血しやすくなりますので、お子さんが歯磨きをした後にもし「血が出た」と言っているようなことがあれば、歯肉炎の疑いがあります。
他にも歯を磨きたがらない場合も注意が必要で炎症を起こしている場合、歯磨きの際痛がって嫌がることがあります。
トゥース・ブラッシング・インストラクションの略で、歯科衛生士によって行われる歯磨き指導の事です。
特に歯周初期冶療,う蝕予防において、TBIの成否が治療の成否の鍵を握る場合があると言っても過言ではありません。
それぞれの患者さんの口腔内に合った症状にあわせたTBIを行い、”プラークコントロール”・”問診・口腔内診査”・”歯ブラシの選び方”などを当医院では、歯科衛生士により指導させて頂いております。
お子様だけでなく保護者の方も一緒に、口内環境を清潔に保って行くことをお勧めします。
歯は悪くなってから治療するものだと思われがちですが、一番大切なことは悪くならないようにすることです。
ご自宅での管理はもちろん、定期的にプロによるお口の中の清掃を行うことで、細かいところまで行き届き、よりよい健康状態へと導きます。
磨いていると思っていても磨けていないことが大半です。
お子様の場合には、保護者がきちんとした口内環境を管理するようにし、年齢に応じたむし歯予防を心がけ、きちんとしたケアを身につけ病気を予防しましょう。